あかちゃんはよく眠る

こうして見てくると、第1の説もあながち根拠はないものとはいえなくなってくる。

しかし、明らかな睡眠物質が発見され、さらにその睡眠物質が進化の過程でできたという証明がなされなければ、単なる一説に過ぎない。

では次に、ふたつめの、人間は眠っているのが本来の状態だとする説について述べていこう。

この考え方の基本には、人間の生まれてから年を取るまでの眠りの習慣がある。

つまり、人間の赤ちゃんはほとんど一日中眠っていて、目が覚めるのはおなかがすいたときとおむつが濡れたときである。

このように、一日に何回も眠ることを、多相性睡眠と呼ぶ。

成長するにつれ、脳が発達して光の刺激を感じやすくなり、明るいうちだけ起きている単相性睡眠に移行していく。

ちなみに、全盲の人は光の刺激を受けないため、羽毛 ふとんでの睡眠時間が不規則になりがちである。

危ないけど死なないみたい

もっとも、こうした実験に参加するのは、きわめて健康な若者が多いという点もさしひかなければならないかも知れないが。

ただ、生命の上では別状はみられないにせよ、いくつかの共通した変化は確認されている。

それは、

①イライラ、不安など

②被害妄想、幻覚、幻聴など

③指先のふるえ、眼瞼下垂、疲労感など

の症状である。

だが、生命をおびやかすほど深刻な症状はほとんど見られないのがふしぎである。

どうやら、人問においても、羽毛 布団で眠らないと死んでしまうというのは単なる俗説に過ぎないようだ。

10日くらい眠れなくても大丈夫

主な記録を列挙してみよう。

・264時間(11日間)眠らなかったアメリカの高校生は、とくに異常な行動もなく、身体的な異常もそれほど見られなかった。

この高校生は、断眠のあと15時間近く高級 羽毛 布団で眠っただけで、ほとんど元気を回復した。

・23歳の青年が101時間の断眠を行った。

3日目以降、幻覚のようなものが見られたが、とくに異常な事態は起きなかった。

・350人が112時間の断眠実験を行ったが、不安や幻覚など神経症的な症状が出たのは7人だけだった。

・4人の男子が205時間、眠らなかったが、とくに変った反応は見られなかった。

こうした例からもわかるように、5日とか10日の断眠で死んだり、健康をそこねたりといったことはまず起こり得ないといえる。

眠らないストレスのしわ寄せ

・ネズミを2日間、眠らせなかった結果、かえって学習能力が向上した。

・ウサギを1ヵ月間眠らせなかったところ、体温は5度近く下がり、脈搏も遅くなったが、死にはしなかった。

動物好きには何ともおぞましい実験だろうが、どうやら果てしなく断眠させるのでなければ、眠らないと死ぬという俗説は間違いだったといえるようだ。

しかし、眠気という本能はもっているのだから、それを阻害されれば、当然ストレスはつのる。

そのストレスが心身に悪影響を与えるということは確認されている。

11日間、布団 羽毛で眠らなかった人はどうなったか?

人間についても多くのデータがある。

もっとも、こちらはほとんどが自発的に行った断眠であるため、動物実験のようなむごたらしい感じはしない。

動物の断眠実験

話を動物実験にもどすが、実に数多くの断眠実験が行われてきている。

これは羽毛 布団 通販が始まるかなり前から行われている。

実験方法も、結果もさまざまだが、代表的なデータをいくつか箇条書きにしてみよう。

・イヌを15日間も眠らせなかった結果、脳細胞に異常が現われたが、死にはしなかった。

・ネズミをずっと眠らせなかった結果、3週間目に死んだ。

検屍の結果、ストレスによる副腎の肥大があったほかは、ほとんど変化は見られなかった。

・ネズミをずっと眠らせなかったが、3日目から14日目にかけて、次々と死んでいった。

しかし、これは眠らないからではなく、ネズミ同士のケンカによるケガが原因だった。

半分だけ眠る生き物

ところが、イルカはときどき片目を閉じていることがわかり、脳波を調べてみると、左右の脳が交代で眠っているのが明らかになったのである。

なんと、賢明な動物なのだろうか。

人間にも右脳と左脳があるため、気の早い人は羽毛 布団 販売で片目をつむって眠る訓練を始めたかも知れない。

断わっておくが、右脳と左脳で交互に眠る人間はまだ発見されていない。

なお、左右の脳が交互に眠る動物はイルカだけではない。

鳥のなかにも存在する。

もっとも、そうでもしなければ、海を渡って飛び続けるなんてことも不可能に違いない。

イルカは眠らない?

動物の話が出てきたところで、ちょっと羽毛 フトンでの睡眠から脇道にそれる。

日本人はイルカを殺すというので、しばしば欧米人から非難される。

どうしてタコはいくら殺しても文句を言われないのに、イルカについては非難されるのかというと、イルカは陸上から海にもどった高等生物で、きわめて人間に近いとされるからである。

虐待問題はさておき、イルカは陸から海へもどったため、いまだに肺呼吸を行っている。

このため、しばしば海中から水面に出て、息をつかなければならない。

とすると、イルカはうっかり海中で眠ってしまったら、息ができずに死んでしまうわけだ。

そこで、イルカは眠らないと考えられていた。

季節性うつ病について

睡眠障害の中に、体内時計機構の異常によって起こる概日リズム睡眠障害があるように、うつ病の中にも、生体リズムの障害に起因すると考えられるものがあります。


これが、季節性うつ病あるいは季節性感情障害といわれるものです。


その名のとおり、秋から冬にかけてうつ状態を呈しますが、春になると自然に回復します。


高緯度地域での発病率が高く、女性に圧倒的に多いのです。


抑うつ気分や意欲低下などの抑うつ症状のほかに過眠、過食、体重増加などのうつ病としては非定型的な症状がみられます。


また、過食についてはスナックなどの炭水化物を特に欲しがるようになります。


ちょうど動物の冬眠にあたるのではないかと考えられています。


治療としては羽毛 ふとんの購入、光療法が有効です。


病態として、近年メラトニンの分泌パターンに異常を起こしていることが指摘されています。


睡眠物質とは

睡眠物質とは、本来は、生体内に自然に備わる物質のうち、睡眠を誘発したり、睡眠の維持にかかわるものです。


古くは20世紀初頭・・・


断眠させ、眠気が非常に強い状態にある動物の脳脊髄液を他の動物の脳室内に注入すると睡眠が誘発されることを、フランスのピエロンらと日本の石森がほぼ同時に観察しています。


すなわち、睡眠物質が確かに存在することは布団 羽毛がまだないようなずいぶん昔から知られていました。


しかし、その実体が明らかになるまでには長期間を要した。


現在では睡眠物質には、プロスタグランディン、サイトカインなどの免疫・炎症関連物質、プロラクチンなどのホルモン・・・


ある種の神経ペプチド、ウリジンなどのヌクレオシド、グルタチオンなど極めて多様なものが知られています。


しかし、多彩な睡眠物質が自然の睡眠においてどのような役割を持つものかという点には不明な点が多いのです。

体内時計について

体内時計の刻むリズムは、隔離環境では約25時間の周期です。


したがって、1日24時間周期の昼夜のリズムとはズレが生じますが、さまざまな刺激(同調因子)によって、毎日このズレを修正しています。


同調因子には、食事や運動、仕事や学校などの社会的因子がありますが・・・


もっとも強い同調因子は光です。


朝に光を浴びることによって、約25時間周期の内因性リズムをリセットし、1日の生活に適応しています。


・・・このように、羽毛 布団による睡眠と覚醒は恒常性維持機構と体内時計機構という2つの異なるメカニズムによって制御されています。


この2つのメカニズムが密接な相互作用を持ちながら、睡眠と覚醒のサイクルを作り出し、夜に安らかな睡眠をもたらすとともに、


昼間にはしっかりと覚醒し、活動しやすい状態を作り出します。