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2011年01月 アーカイブ

意識障害と睡眠 2

アメンチアといって、軽い意識混濁に幻覚を伴い、当惑したような状態を示すものもあります。


このような意識障害は脳の外傷や脳炎などの脳疾患にみられることが多いのですが、薬物やアルコールの中毒とか、尿毒症、糖尿病など多くの疾患で出現することがあります。


また意識障害は、心因性でも起ることがあり、ヒステリー性のもうろう状態はよく知られています。


この意識障害は、病的な眠りとも思われる状態ですが、一体普通の睡眠とはどのように異なっているのでしょう。


睡眠や覚醒が起ってくる生理的機構が、意識障害の発現にももちろん大きく関係してきます。


それは間脳や脳幹部の器質的障害によって、意識混濁が出現することからも明らかです。


しかし一方では、睡眠障害では、本質的にかなり異なったものであることを示す所見もたくさんみられます。


たとえば羽毛 掛け 布団での睡眠のステージ1や2でみられる瘤波とか、紡錘波などは、病的な意識混濁の場合には、その混濁が浅いと思われる時でも、ほとんど出現してきません。

意識障害と脳波

言語に対する応答が少しは可能であって、臨床的には浅い意識混濁を思わせる患者の脳波が徐波ばかりで、まるでステージ4の深睡眠を思わせることもあります。


深い昏睡状態では、平坦化した脳波がみられることもあります。


てんかんの発作の一つである小発作欠神では、けいれんを伴わない、短時間の意識消失発作を示しますが、その時の脳波は、3ヘルツの徐波と棘波が結合した、きわめて特徴的なものです。


これは布団で有名な東洋羽毛工業でもいわれています。


肝性脳症といって、急性の激症肝炎や肝硬変などの場合には、その経過中に時々意識混濁を起こしますが、その時の脳波は3相波といって、独特な所見を呈します。


この波型の出現には、血中のアンモニアの増加が関連しています。


自然睡眠の指標となる脳波では、睡眠が深くなるにしたがって、アルファ波が消失し、シータ波やデルタ波の増加がみられます。


これに対して、病的な意識障害においては、その程度が強いほど徐波が多くなるという、一般的傾向はみられます。


しかし、むしろ、その意識障害をもたらす原因によって特徴がみられ、睡眠時にはみられない多様な変化を示します。


なおヒステリーにみられる意識障害では、脳波は覚醒時とほとんど同じようなパターンを示しており、音識水準の低下を思わせる所見はみられません。

意識障害と脳波 2

そのような脳波であるのに、臨床的には意識を消失しており、痛覚、刺激などにもほとんど反応を示さないようになっています。


この神経生理学的犠(メカニズム)ははっきりしませんが、催眠状態の脳波が、同様の覚醒パターンを示しており、痛覚脱失などの症状を出現させうることから、同じような発現機序が考冬りれます。


最近、心臓や腎臓の移植手術がさかんに行われるようになってきて、いわゆる「脳死」のことが問題になっております。


脳死の判定基準は、脳死判定の委員会で決定されています。


脳波が平坦化することが、その重要な指標となっているのですが、今日では心臓の停止が死の条件となっていました。


ですから、脳の状態が回復不能になっていても、それで死亡と判定することに対して、まだ一般的にはやや違和感をもたれるようです。


羽毛 布団での睡眠と脳波には深い関係があるのです。

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