睡眠物質とは
睡眠物質とは、本来は、生体内に自然に備わる物質のうち、睡眠を誘発したり、睡眠の維持にかかわるものです。
古くは20世紀初頭・・・
断眠させ、眠気が非常に強い状態にある動物の脳脊髄液を他の動物の脳室内に注入すると睡眠が誘発されることを、フランスのピエロンらと日本の石森がほぼ同時に観察しています。
すなわち、睡眠物質が確かに存在することは布団 羽毛がまだないようなずいぶん昔から知られていました。
しかし、その実体が明らかになるまでには長期間を要した。
現在では睡眠物質には、プロスタグランディン、サイトカインなどの免疫・炎症関連物質、プロラクチンなどのホルモン・・・
ある種の神経ペプチド、ウリジンなどのヌクレオシド、グルタチオンなど極めて多様なものが知られています。
しかし、多彩な睡眠物質が自然の睡眠においてどのような役割を持つものかという点には不明な点が多いのです。